TE553は、直流三相抵抗溶接機用のマイクロプロセッサー・ベースの溶接制御ユニットです。
溶接制御ユニットのタスクは、溶接機のコンポーネント、特に溶接電流の調整を行う制御ダイオードを管理することです。
TE553は、スポット溶接機やプロジェクション溶接機だけでなく、シーム溶接機にも取り付けることができます。さらに、パワー調整や定電力(オプション)での動作も可能です。
入出口の数を増やすことで、溶接制御ユニットを自動機にうまく適合させることができます。最大250種類の溶接プログラムを保存でき、そのうち31種類は外部機器から直接呼び出すことができます。各プログラムは、作業サイクルを記述する複数のプログラム可能なパラメーターで構成されています。通常の4段階溶接サイクルに加え、溶接前電流、溶接後電流、スロープ、パルスを使用した溶接プロセスも可能です。
6つのキーとバックライト付き英数字LCDによる簡単プログラミング。
制御ダイオードによる同期制御、位相制御電流調整。
250の溶接プログラムを保存、31は外部から呼び出し可能。
各プログラムは最大25パラメータまでプログラム可能。スロープ、パルス、プリ・ウェルド、ポスト・ウェルド機能、ハーフ周期での溶接時間調整。
kA単位でのRMS溶接電流測定値の表示。
2つの動作モード:標準および一定エネルギー
溶接電流制限。
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