チャンバーシャフトシール
高性能シャフトシールRotaSeal KD-3は、経済的なシャフトシールです。モジュラーシステムを採用しているため、様々な使用条件に応じて単一の部品を組み立てることができます。チャンバー、ガスバリアー、グリースバリアー、中間チャンバーなど、特殊な使用条件に合わせて設計されています。
それぞれのチャンバーエレメントは固体です。シャフトシールは、各チャンバーエレメントの軸方向のねじ接続によって形成されます。チャンバーエレメントは、ホルダースクリュー用のドリルを含めて納品されます。
シールエレメントは放射状にカットされたマルチパーツで、ガータースプリングによってシャフトに固定されています。
チャンバーとシールリングの材質は、特定の使用条件に応じて選択されます。チャンバーの材質は、1.4571、1.4021、1.4539などのステンレススチールのほか、タイタン、ハステロイなどの特殊な材質も使用されています。
シールエレメントの素材は、様々なPTFEコンパウンドや人工的に作られたカーボンなどがあります。
RotaSeal KD-3シリーズは、主に小型または中型の換気扇、ファン、コンプレッサーのシールやベアリングシールに使用されます。
グリースチャンバーは気密性を高める効果があります。グリースバリアはバリアガスの量を減らし、それぞれのリーク量を90%まで減らすことができます。バリアガスは、固体を含む媒体や毒性のある媒体を密封する場合には不可欠です。
モジュラーシステムのように、高性能シャフトシールRotaSeal Type KD-3は、様々な使用条件に合わせて上記の要素を柔軟に組み立てることができます。
チャンバーには、適切なホルダースクリュー用の穴が開けられています。設置スペースが狭い場合には、ロングスロットを使用することをお勧めします。
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