TBFL1は、過渡リミッタ/アッテネータ/ハイパスフィルタを組み合わせたもので、伝導ノイズ測定や、入力レベルが確実に予測できない測定、または偶発的な過負荷が発生する可能性のある測定を行う際に、スペクトラムアナライザや測定レシーバの入力を最適に保護するように設計されています。
ピンダイオードとショットキーダイオードを多段10dB減衰器と組み合わせることで、最大5W(37dBm)の連続RF入力レベルに耐えることができます。ガス放電管により、高電圧過渡現象に対する保護がさらに強化されている。さらに、9kHzのハイパスフィルターが主電源電圧の高調波を抑制します。
11dBmの制限しきい値と9kHzから600MHzまでのフラットな周波数特性により、TBFL1リミッタは伝導ノイズ測定の全領域やその他多くのアプリケーションの保護デバイスとして使用できます。
仕様
周波数範囲: 9 kHz - 600 MHz
減衰量10 dB - 0.8/+1.6 dB インバンド(9 kHz~600 MHz)
減衰HPフィルター> 40 dB @ 1kHz
最大連続RF入力電力:インバンドで5W(+37 dBm)
最大DC入力電圧:±20V
入力マッチング、線形動作範囲: 9 kHz - 600 MHz < - 16 dB
出力マッチング、線形動作範囲: 9 kHz - 600 MHz < - 23 dB
線形動作範囲:最大0 dBm入力レベル、インバンド
限界スレッショルド+11 dBm (@ 37dBm入力レベル)
入力コネクターNメス
出力コネクターN-オス
寸法156 mm x 26 mm x 26 mm
重量:170g
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