MCA3000シリーズは最高40GHzの周波数まで測定でき、さまざまな機能を1台にまとめた、機能豊富なマイクロ波周波数カウンタ/アナライザです。 パワー・メータと2つのタイマ/カウンタ・チャンネルが統合されており、従来のマイクロ波カウンタ以上のテスト機能が装備されています。 優れた分解能があり、微小な周波数、時間変化であっても取込むことができます。 統計測定、ヒストグラム、トレンド・プロットなど、業界トップクラスの解析モードも備えているため、信号をすばやく正確に解析することができます。
周波数分解能:12桁/秒 -
業界トップクラスの周波数分解能により、微小な周波数変化でも観測可能
時間分解能:100 ps -
業界トップクラスのシングルショット時間分解能により、信号の細部まで詳細に取り込める
マルチパラメータ表示 -
メインの周波数、時間、位相測定などの他に、重要な補助測定値も表示されるため、デバイスの性能を迅速に評価できる
トレンド・プロット・モード -
測定値の傾向をプロットし、ドリフトや間欠イベントの範囲を視覚的に識別できる
ヒストグラム・モード -
測定結果をヒストグラムとして表示し、安定性やノイズの問題を検出可能
統計モード - 平均値、
最小値、最大値、標準/アラン偏差など、複数の統計値を表示することにより、信号の変化を観察できる
パワー・メータの統合 -
1回の接続で周波数と電力を測定できるので、100 msのアクイジション時間で、信号電力の変動を0.01 dBmの分解能で解析可能
TimeView™ソフトウェア(オプション) -
カウンタ/アナライザを変調ドメイン・アナライザとして使用し、時間に対する周波数の変化を観測することにより、デバイスの性能を正確に評価できる
USB/GPIBポート
後部パネルのUSB、GPIBポートでPCに簡単に接続できるため、詳細な解析を行ったり、自動テスト・システムにも統合可能。既存のカウンタ/タイマのエミュレーション・モードも用意されているため、既存の自動テスト・システムと無理なく統合できる
PC接続 -
付属のNI LabVIEW SignalExpressソフトウェアを使用することにより、タイマ/カウンタの制御、データ・ロギング、測定結果の転送、レポートの作成などを実行できる