モデルT108全硫黄分析計は、空気または炭酸ガス中の混合硫黄不純物(総称して全硫化物と呼ばれる)を測定するために設計されています。 システム内にスクラバーがないため、計器の読みは酸化硫黄化合物とSO2の合計となります。
T108型は、T100型SO2分析計に特殊なソフトウェアを追加したものと、501TS型高温サーマルオキシダイザーで構成されています。 硫黄化合物はコンバータを通過する際に加熱され、SO2に酸化されます。 一般に酸素を含まないCO2を分析する場合、コンバーターに入る前に約6%のO2が試料に添加されます。 この希釈は校正手順で補正されます。
すべてのTシリーズ装置は、先進のカラーディスプレイ、静電容量式タッチスクリーン、直感的なユーザーインターフェース、柔軟なI/0、内蔵データ収集機能を備えています。 機器のセットアップ、制御、保存データや診断情報へのアクセスは、フロントパネル、またはRS232、イーサネット、USBコムポートを介して、ローカルまたはリモート接続ですべて可能です。
T108型にはNumaView™ソフトウェアが付属しています。NumaView™リモートPCソフトウェアは、NumaView™ソフトウェアが動作する分析計に仮想インターフェースとデータダウンロード機能を備えたリモート接続が可能です。
機能
- レンジ0-50 ppb~0-20,000 ppb、ユーザー選択可能
- デュアルレンジとオートレンジ
- タッチスクリーン式大型カラーグラフィックディスプレイを採用
- イーサネット、RS-232、および(オプションの)USBコムポート
- 周辺機器やファームウェアのアップグレード用フロントパネルUSB接続端子
- アナログ入力8系統(オプション)
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