品質保証を効率的に行うためには、生産工程の様々な場所で使用できる柔軟な試験装置が必要です。TesTは、使いやすいねじ摩擦測定システムを設計しました。
TesTの多成分センサーは、移動可能なワークベンチに取り付けることができます。コンピュータ支援バージョンでは、電子ユニットTesTController(850-USB)とPCがこのワークベンチに固定されます。作業台の引き出しには発泡スチロール製のツールインレーがあり、異なるボルトサイズに対応したツールインサートが用意されているため、簡単に取り扱うことができます。
TesTWinner評価ソフトウェア950により、すべての測定値を計算、分析、保存、エクスポートすることができます。ディスプレイには、試験中のオンライン結果だけでなく、過去の試験結果も保存され、グラフで表示されます。
また、TesTでは、デジタルディスプレイ付きのハンドヘルド型(814)評価ユニットもご用意しています。この場合、摩擦係数はあらかじめ定義された規格に従って、力/トルクのパラメータを測定することによって決定されます。評価ユニットには、2つの独立した測定チャンネルと24ビットA/Dコンバータが1つ搭載されています。測定周波数は100 Hzから2 kHzまで選択可能です。
力およびトルクは表示されます。ISO 16047、ISO 14399、ルノー規格01-50-005に基づく摩擦係数を求めるための3つのソフトウェアパッケージが同梱されています。
内蔵の2GBメモリーカードには、測定結果が.csvファイル形式で保存されます。USBインターフェースはデータのエクスポートをサポートし、関連する評価ソフトウェア914は力/トルクのグラフィック表示と個別のレポート作成を提供します。充電式バッテリにより、モバイル用途で8時間の使用が可能です。
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