HAT/RA-LP 冷却水制御弁は、自動作動のサーモスタット弁で、システムを冷 却してやけどや過熱を防ぐように設計されています。閉じているときに意図的に漏れるこのバルブは、ダイカスト、コンプレッサー、エンジン、水冷式熱交換器などの冷却液温度を動的に感知します。
操作
HAT/RA-LP(リークポート付き逆作動式ヒートアクチュエートトラップバルブ)は、液体冷却システムの温度を自動的に連続的に一定に保つように設計された冷却水制御バルブです。HAT/RA-LPは逆作動型に分類され、温度が上昇するとバルブが開きます。
始動時、バルブは「制御リーク」以外は閉じており、温度制御アクチュエータがシステム上流で変化する流体温度を感知できるよう、バルブに少量の流れを通します。
流体温度がHAT/RA-LPの作動範囲内まで上昇すると、温度制御アクチュエータはバルブを開くように調節します。液温がバルブの設定温度以上であれば、バルブはさらに液温を上昇させることができます。
出口温度が下がると、冷却水制御弁は閉位置に向かって調節し、流量を減らします。この調節動作は、運転条件が変化しても、比較的一定の流体温度を維持します。
典型的な用途
HAT/RA-LPバルブは、水冷式コンプレッサー、ダイカスト装置、エンジン、水冷式熱交換器、溶接装置、電気装置、成形装置などの冷却温度の維持に最適です。
設計の特徴
独自の自動作動サーモロイド® ブレンドパラフィンワックスアクチュエーター
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