ティムケンは、省スペースで材料費を節約しながら、最高レベルの回転精度と剛性を提供するクロスローラベアリング(TXR)を設計しています。高い転倒モーメントに耐えることができるTXRベアリングは、立中ぐり盤や研削盤などの工作機械のテーブルベアリングに理想的です。また、スペースが限られていたり、回転体の重心をできるだけ低くする必要があるピボットやペデスタルの用途にも適しています。
サイズ範囲
457.2mm~1549.4mm(8インチ~61インチ)
設計の特徴
TXRは、1列分のスペースに2列のローラーを配置し、断面積が小さいため、ハウジング材料が少なくて済み、加工要件が低減され、コストが削減されます。
ローラー軌道面の線接触とローラー構成により、最大限の回転精度、高い安定性、高い傾斜剛性を実現。
最適な予圧のための調整可能な設計により、ベアリングの寿命を延ばし、剛性を最大化し、振れを最小限に抑える。
潤滑油や汚染物質を簡単にパージできる設計。
ナイロン製セパレーターにより、低慣性と低ランニングトルクを実現。
構成部品は浸炭処理された鋼鉄から作られており、強靭で衝撃に強いコアと硬い表面を提供します。
用途
工作機械用精密回転テーブルおよびインデックステーブル
立・横中ぐりフライス盤
立形研削盤
ロータリー平面研削盤
大型歯車ホブ盤
砲塔およびレーダー砲塔
大型電波望遠鏡、光学望遠鏡
旋回カメラ
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