トレカ®ラミネートは、炭素繊維を一方向に並べてエポキシ樹脂を含浸させ、板状に成形硬化させた製品で、土木建築用途の補修・補強分野で使用されています。トレカ®ラミネートは、既存構造物のコンクリート表面に接着剤で貼り付けることが可能で、大型機械・設備の使用が難しい狭い場所での作業に最適です。東レは、トレカ®ラミネートの普及と技術改良を目的に、CFRPラミネート工法研究会を設立しました。
軽量
人力施工で重機は必要ありません。補強後の荷重増加は僅かです。
縞状施工
表面の下地処理(面積、粉塵、ガラ)が軽減され、工期を短縮できます。
取り扱いが容易
トレカ®ラミネートは、重機を使用せず既存のコンクリート構造に貼り付けることができるため、狭い作業空間での構造補修に最適です。
断面の増加が僅か(2~5mm程度)
使用空間への影響(面積、容積、階高の減少)が最小限に抑えられます。