東レは、Resin Transfer Molding(RTM)用エポキシおよびシアネートエステル樹脂を取り揃えています。RTMは、低コストで高性能コンポジット構造体を製造できる成形方法です。これらの樹脂は、可使時間が長く大型部品の製造に適しており、繊維とラミネートの含浸に適した低粘度特性を備えています。RTM成形では、ドライ繊維/織物およびプリフォームを使用できるため、プリプレグ成形に比べ自由度が高まります。RTM樹脂は、単品(触媒処理済)または2点セットで提供されます。
RTM樹脂は、単品または2点セットで、エポキシまたはシアネートエステル樹脂のいずれかで提供されます。エポキシは、航空機構造体への衝撃ダメージを考慮して強化されています。宇宙およびレドーム用途のシアネートエステルは、ガス放出が少なく、低損失です。
特長
東レは幅広い熱硬化性樹脂技術を提供しており、お客様は性能、設計、加工要件に応じて樹脂/繊維を容易に組み合わせてカスタマイズできます。
高い費用対効果
RTMは経済性の高さが魅力のプリプレグ代替です。ドライファイバープリフォームを使用するため、複数部品を生産する場合は費用効果が高まる可能性があります。
軽量
RTMでは、プリプレグを使用した場合と同様の軽量化メリットを享受できます。
成形
RTMは、クローズド成形工程で低粘度樹脂をドライファイバープリフォームに射出して成形します。一旦最適化できれば、再現性が高く高品質の部品製造が可能です。