リモート・プログラマブル・リスタート・システムの開発は、車両に搭載されている様々な機器をリモートで再起動できるようにしたいという鉱業界のニーズから生まれました。
現在、車両には様々なメーカーの様々な機器(ディスパッチシステム、無線機、各種センサーなど)が搭載されており、ほとんどの場合、車両がその機能を100%発揮できるように、これらの機器の継続的な動作を保証する必要があります。
TORSA社では、車両に搭載されているシステムの不具合により、ITやシステムなど鉱山のさまざまな部門の担当者が、生産中の機器に介入する必要がある場合が多々あることを確認しています。これらの事故のほとんどは、電源を再投入して機器を再起動させ、操作性を回復させることで解決します。このような現場での介入は、車両の生産を大幅に停止させ、鉱山の生産性を低下させる原因となっています。
以上のことから、トルサは、第三者の機器を遠隔操作で再起動でき、さらにあらかじめ設定した日時に定期的に再起動することをスケジューリングできるツールを鉱山事業者に提供するために、遠隔操作でプログラム可能な再起動システムを開発しました。
本システムは、WiFiまたはEthernetでお客様のネットワークに接続する通信インターフェース(IPなどの設定が可能)を使用しており、これにより8つの出力それぞれの電源の動作やプログラミングを遠隔で制御することができます。
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