1. 636ノズルの高密度配置
CE2は、636ノズルを高密度に配置することにより、300dpiの高解像度を実現しました。
従来ヘッドと比較してノズル密度が2倍になることで、生産性の更なる向上に貢献するとともにシングルパス方式にも対応した印字解像度を実現しました。
2. ワイドレンジな液適量
CE2は、マルチドロップ方式により、液滴を6pl単位で最大90plまで、同一pixelに吐出することができます。(CA4と同等)
従来のバイナリ方式での印字と比較して、中間調領域での階調表現性に優れ、 淡色から濃色まで滑らかな、粒状感の少ない色表現を可能にします。
また、最大90plの大液滴を最小6pl単位で同一ピクセルにフレキシブルに印字することができ、 産業印刷における様々な用途での可能性が広がります。
3. 少ドロップ吐出時における高速駆動
CE2は、CA4と同様、1drop駆動時28.0KHz(当社比約2倍)という高速駆動を実現しました。
7drop駆動時(標準8階調)でも6.2KHz(当社比1.3倍)の速度を実現しています。 印字速度に換算すると、1drop駆動時(6pl,1200dpi印字)で約35m/min、7drop駆動時(42pl,300dpi印字)でも31m/minでの印字が可能になり、産業印刷分野に必要とされる 高生産性に対応したインクジェットヘッドをお客様に提供いたします。