L型低圧用ダイアフラムシールは、エラストマー製ダイアフラムが取り外し可能で、必要に応じて交換や修理ができます。このシールは、ベローズやダイアフラムタイプのゲージのような低圧の感度を持つ機器に使用されることを意図しています。2インチH2O(51mmH2O、4℃)までの圧力変化に対応します。
L型ダイアフラムシールは、2つのボルト部材でダイアフラムを挟み込む構造になっています。クリーンアウト型では、ダイアフラムはトップリングとミドルリングの間に設置されています。LB,LGタイプでは、ダイアフラムは上部と下部の間にあります。ダイアフラムは上部ハウジングに緩く保持されており、修理や交換が容易に行えます。これにより、シールエレメントの寿命が延び、現場での交換や修理が可能になります。
ネジ式シールエレメンツ
Lセリエのダイヤフラムシールには、ネジ式アタッチメントを使用した4つの基本バージョンがあります。LBシールエレメントは圧力用途にのみ使用され、圧力定格は1250 psig (100°F at 86 bar at 38°C)です。LGシールエレメントは、1/4NPTフラッシングコネクションがある以外は、LBシールと同様です。LAシールエレメントの標準圧力定格は、100°Fで1250psig(38°Cで86bar)ですが、最大5000psigの圧力定格で供給することも可能です。LHシールエレメントはLAシールエレメントと似ていますが、1/4NPTのフラッシングコネクションを備えているのが特徴です。両エレメントとも、負圧置換のための面積が広く、真空アプリケーションに最適です。
フランジ型シールエレメント
L型フランジシールエレメントには、基本的に2種類のタイプがあります。フランジは、標準的なレイズド・フェース・スタイルです。
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