89型および89D型圧力トランスデューサ・ファミリーは、蒸気、海水、ガス、凝縮水などの測定を含む多くの米海軍の船舶アプリケーションで使用されています。これらのトランスデューサは耐久性に優れており、圧力については軍の規格であるQPL-MIL-R-24212C(SH)、差圧についてはQPL-MIL-D-24304B(SH)に適合しています。これらの圧力トランスデューサは、絶対圧、真空圧、連成圧、ゲージ圧の各レンジ(真空度30インチHgから6,000psiまで)に対応しており、出力は4-20mVで完全に調整可能です。モデル89Dの差動ユニットは、水深300インチから400psiまで用意されています。
モデル89とモデル89Dは、これらのMIL規格に適合したトランスデューサの代替品として使用できます。圧力接続部は、MS 16142に準拠しています。また、ゼロとスパンの調整が相互に影響しないため、迅速な校正が可能です。
これらのモデルは、ユーザーの要求に応じてカスタマイズすることができます。お客様のニーズに合った圧力計測ソリューションをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
特長
- MIL-P-24212C(SH)に準拠したQPL認証取得済み
- 干渉しないゼロ調整とスパン調整により、迅速な校正が可能
- 既存の機器マウントと交換可能なマウント部
- 圧力接続はMS16142に準拠
ファンクショナル・スペシフィケーションMIL-P-24212C(SH)に準拠
アプリケーション蒸気、油、海水、排ガス、アンモニア、酸素、その他のガス、真水、凝縮水
出力4-20 mADC
パワーサプライ28 VDC ±4.5V(逆方向保護機能付き) ループ・レジスタンス。0〜250Ω ゼロ/スパン調整。8%F.S.出力
過圧:レンジの200%から最大10,000psi(いずれか小さい方)まで
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