形材引抜成形ライン UMP

熱可塑性プラスチック

この技術は、コンクリート構造物の修復、強化、保護のための画期的なTPCロッドの開発のために、超音波加熱システムを組み込むことによって熱可塑性複合材料（TPC）引抜き加工を最適化するものです。この耐腐食性ロッドは、高い引張強度を提供し、損傷を回避して構造物をより強くし、耐用性を向上させ、建設欠陥を減らすことができます。TPCは、ポリアミド（PA）、ポリフェニレンサルファイド（PPS）、ポリエーテルエーテルケトン（PEEK）などの高性能熱可塑性プラスチックをマトリックスとし、カーボンファイバー（CF）を補強材として構成されています。 特長 PULTRODプロジェクトの主な利点は、以下の通りです。 持続可能な材料。TPCは100％リサイクル可能なので、耐用年数経過後は、射出成形や押出成形などの熱可塑性プラスチック加工の原材料として使用することができます。また、熱可塑性コンポジット引抜材は100％VOCを排出しません。 低重量である。鋼と同等以上の機械的特性を持ち、最大70%の軽量化が可能です。 再成形が可能。建設現場において、適切な工具を使用し、それぞれのケースに応じた形状に加工することができます。 エネルギー効率の良いプロセス：ポリマーを溶かし、棒状にするために必要なエネルギーを削減するために、超音波加熱システムを使用します。この技術は、オーブンでの予備加熱を減らす、あるいはなくすのに役立ちます。