自動車・航空・医療・テレコミュニケーション分野における工業用最終製品の機能性は厳格に検査されることが求められています。ハンダ処理後の回路基板の電子接点は、絶縁保護コーティングによって、湿気や腐食、汚れ、その他の環境要因等から保護されて、確実な製品の長寿命を確保します。viscomの自動絶縁保護コーティング検査は、回路基板上のコーティングの存在や、表面の無欠陥性、コーティング厚を検出します。S3088 CCIシステムはUV-LEDを搭載し、絶縁保護コーティングとコーティングされていない領域のコントラストを明確にします。最大ピクセル15 μm/ピクセルの解像度で、超薄塗りや、反射の弱いシリコーン含有コーティングも含めて、亀裂や、気泡、汚染、ラッカー飛散が明瞭に可視化されます。105 mmの上部通過クリアランスにより、薄型組み立て部品の最終検査を自在に行えます。
• 絶縁保護コーティングの欠如や不具合を正確に検出
• 種々の保護ラッカーに簡単に適応可能
• 最大105 mmの上部通過クリアランス
• 部品ピンを確実に検査するための斜視図
• 湿式検査により保護ラッカー乾燥前のチェックが可能
• 反射の弱い超薄塗りされたコーティング、またはシリコーン含有コーティングに対して、オプションで高出力特殊LEDが使用されます
• 3D膜厚点計測