Viscom Quality Uplinkは3D-SPI、AOI、AXIおよびMXIにリンクします。このソフトウェア機能を採用することで、例えばペーストプリンタや自動実装機への閉ループ結合が実現可能になります。プロセスの弱点に関する注意情報を出し、スクリーンクリーニングサイクルの適合化あるいはプリントや実装のミスアラインメント修正など、迅速な自動最適化を可能にします。
しかもViscom AOI、AXIあるいはMXIとのコミュニケーションも可能です。利点は明白です。検査データをリンクすることで、オペレータはSPIや後続検査からの全ての情報を一目で見ることができます。AOIあるいは検証ステーションにおけるSPI追加画像は欠陥判定を簡素化し、ヒューマンエラーを回避できるので、不良品が低減し歩留りを高めます。更に、計測データや検査結果全ての一貫したドキュメンテーションが確保されます。
Viscom Quality Uplinkは、容易なコスト最適化や、最高度のプロセス確実性および製品の長期的品質改善を実現します。そのため、プロセス制御が一層改善されます。Viscom のオープンインターフェース4.0は、SMTラインにおいて、第三者システムとのネットワーク化を可能にします。
最適な検査プランに向けた統合的検証
検証ステーションでは撮影された欠陥画像全てが判断され、真の欠陥あるいは疑似欠陥として保存されます。Viscomの統合的検証は、一度撮影されて評価された欠陥画像を後の検査の最適化に利用します。それと同時に、良好/不良サンプルの有益な画像ベースのAOIライブラリが形成されます。IPCに準拠したこの検証データベースを利用することで、現時点のパラメータ設定や、保存された欠陥画像の閾値分類が適切かどうかが自動的に確認できます