LTTテクノロジーは、高精度のひずみゲージ式力変換器とデッドシャフト取り付けオプションを組み合わせて、最高精度のウェブ張力測定システムを実現しています。LTTシリーズのトランスデューサは、ウェブ張力の低いアプリケーション用に開発されたもので、完全なホイートストンブリッジのストレインゲージ構造を持つ差動曲げビーム設計を採用しています。この設計により、温度ドリフトをほぼ排除しながら、広い範囲の動作張力にわたって安定した正確な再現性のある測定が可能です。LTTのすべての容量には、機械的な過負荷保護機能が装備されています。デッドシャフトアプリケーション(水平または垂直の支持面を持つ)用の取り付け構造が用意されており、LTTを回転させて、張力のコンポーネントだけでなく、結果として得られる張力を測定することができます。工場出荷時に校正を行い、出力信号を一致させているため、初期設定後の現場での校正やコストのかかる再校正が不要です。ゼロとスパンの設定は、広いレンジアビリティを必要とする低価格帯の引張力に対しても安定しています。フルブリッジデザイン(ハーフブリッジではない)により、ロールの片側に1つのトランスデューサを使用する場合、適度な精度が得られます。
特徴
- 荷重レンジ:9.1、22.7、45.4、90.7、227kg(20、50、100、200、500ポンド)
- アライメントマーク付きのシングルボルトマウントで、結果的に力を直接測定可能
- 定格出力の0.02%以下の繰り返し精度
- 広範囲な動作張力(レンジアビリティ)
- 最小限のたわみで高い動作速度を実現
- 工場出荷時に校正されているため、起動時間が短い
- ステンレススチール製で、高い過負荷に対応
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