ロードセル校正表示器「LCc-II」は、マイクロプロセッサ技術を用いて、10点の直線化されたロードセル校正曲線を10個記憶することができます。この機能により、この装置は最大10個の異なるロードセルを用いた校正用力測定インジケータとして使用することができます。さらに、LCcは工場出荷時に実際のロードセルのmV/V出力を読み取るように設定されているので、ほぼすべてのロードセルやその他のホイートストンブリッジベースのトランスデューサの測定基準として使用することができます。持ち運びに便利なように、トランスデューサー選択スイッチとキャリーハンドルを備えた頑丈な筐体が用意されています。文書化が必要な場合は、シリアル・プリンタ通信インターフェースを備えています。ホットキーディスプレイでは、セルのmV/V出力、ピーク、バレー、ゼロ、風袋の値にすぐにアクセスできます。校正をチェックするために、3つの標準値がスイッチで選択でき、4つ目の標準値にはユーザーが用意した抵抗器が入ります。背面パネルのテンションまたはコンプレッションの選択で、必要に応じて極性を反転させることができます。信号通信は、16ビットのアナログ出力とRS-422/485デジタルフォーマットがあります。RS-422信号は、プリントアウトや完全な双方向のPCインターフェイスとして使用できます。LCc-IIは、マスター(NIST校正済み)ロードセルと組み合わせることで、他の荷重・重量計測機器のチェックや校正を行う高精度なシステムとなります。
特徴
- 10点の校正レジスターと10点の直線化カーブ
- 各レジスターには、BLH Quick Cal、10点デッドロード、または10点データシート校正を用意
- ロードセルのmV/Vを読み取るレジスタを追加
- 表示の「ホールド」機能
- 各レジスターに設定可能な16ビットのアナログ出力(オプション 各レジスターのピークおよびバレー機能
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