Phantom T2410 は、T-Series プラットフォームの次の進化形です。裏面照射型センサーを搭載し、24Gpx/秒のデータスループットを実現しています。コンパクトで使いやすいプラットフォームは、光量が不足しがちな産業用や科学用のアプリケーションに最適です。
Phantom T2410は、材料研究、工業製品テスト、高速動作解析に最適な24Gpx/秒のスループットを持つカメラです。Tシリーズプラットフォームは、デジタル画像相関のようなイメージング技術で、高度な光学系を使用した場合に性能を発揮するように設計されています。カスタムBSIセンサーは高速露光を実現し、ネイティブISO40,000Dモノラルと補助光が限られた環境での撮影に対応します。ビニングモードは、画素を2X2に結合するもので、カメラのトップフレームレートで垂直方向の解像度を高めるための重要な機能です。ビニングはモノクロカメラでもカラーカメラでも使用できますが、カラーカメラで使用した場合は出力がモノラルに切り替わります。
T2410は、様々なアプリケーションを可能にするプレミアム機能を搭載しています。
-EDR(エクストリームダイナミックレンジ)は、画像の飽和領域で露出を動的に調整することにより、弾道研究のためのフラッシュ緩和を実現します。
-DAQシステムおよび各種計測センサーと接続するためのプログラマブルI/Oを搭載し、シネファイルのメタデータとして記録・閲覧可能
-オンカメラコントロール、ビデオモニター、CineMagを使用することにより、リモートでのスタンドアロン操作が可能です。
主な機能
-ビニングモード -640×384以下でのフレームレートブースト
-CineMag V互換性
-SDIおよびマイクロHDMIビデオ出力
-プログラマブル I/O -カメラ信号の割り当てと定義
-10Gbイーサネットオプション
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