ハイパフォーマンス加工の PCD チップソー PCD チップを装着したチップソーの歯背部を加工するための放電加工機
ハイパフォーマンス加工では、超硬製の刃を備えるチップソーの他に、PCD(多結晶ダイヤモンド)が取り付けられているチップソーも使用されます。PCD 製の刃を有する鋸は、極めて長い寿命と優れた切削能力が特徴です。切断品質は、切削材として極めて優れた特性を持つPCDのおかげで工具を使用している間、維持されます。ほとんどの木材は PCD チップソーで切断できるので、広範囲に使用することができます。
PCD チップソーの加工
PCDの刃を備えた丸鋸は、放電加工技術をもって加工されます。VOLLMERは高い切削率を伴う銅-タングステン合金製の電極の長所を生かしてPCDの刃に最高の加工品質を保証します。
機械のコンセプトと構造
QR では、PCD チップソーは外周が加工され、垂直なポジションで固定されます。このため、直径が非常に大きい鋸(最大 840 mm)でも、作業スペースへのアクセス性を失うことなく加工できます。銅-タングステン電極は、カップ型電極の正面で放電加工が行われるように配置されています。電極の正面部によって、明確に定義された逃げ角を備えた平坦な逃げ面が刃に作られます。このことは鋸の加工特性にとって大きなメリットとなります。このことはソーブレードの加工特性にとって大きなメリットとなります。
機械はポリマーコンクリートブロックの上に取り付けられており、8 本の CNC 制御軸を有しています。誘電体としてオイルが使用されます。このため、消火器の準備が必要です。オプションで、機械には供給装置と台車を装備することができます。