破壊機械試験システム
本試験装置は、金属材料の破壊靭性(K1C)、亀裂先端開口変位(CTOD)、J破壊靭性値を測定するために設計されています。
試験片の種類は、SE(B)ベンド試験片とコンパクトC(T)試験片の2種類で、常温から低温までの試験が可能です。
このシステムでは、C(T)試験片はB=4" (W=8" )まで、SE(B)試験片は200×200×長さ900mmまで、重量は290kgまでの試験が可能です。大型の試料調整室は、試料とクレビスグリップのローディングを容易にするための試料ハンドリングシステムを備えた装置に組み込まれています。SE(B)曲げ試験では、選択した試料サイズに応じてサポートローラーの距離が自動的に調整されます。2つのプレコンディショニングチャンバーは、試験機に入る前に試料を予冷し、生産性を向上させます。
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