ISP汚泥濃縮機は、自治体の下水処理場や工場の廃水処理プラントに於けるスラッジの濃縮に使用されます。
ISP汚泥濃縮機は、アームと垂直ピケを低速で動かし、スラッジ濃度を高めます。アームと垂直ピケの動作は、ガスの気泡の開放を促し、スラッジをフレーク状に凝集させます。
ISP汚泥濃縮機は、歩行路が付いたコンクリート製の円型沈殿槽の内側に設置されます。この製品は、可動式の格子と汚泥掻き取り用のスクレーパーを繋ぐフランジが付いた鋼製の主軸で構成されています。可動式の格子には、垂直ピケと底部掻き取り用ブレードが付いています。中央のシリンダーは、汚泥の取り込みに使用されます。このシリンダーは、コンクリート製の歩行路にアンカーで固定されます。
ISP汚泥濃縮機は、エピサイクロイドオイルバスギアボックスを搭載した駆動ユニットにより動作します。このギアボックスは、フランジを介してドライブシャフト接続されます。タンク直径が12メートル以上の場合は、セントラルベアリングを介した接続になります。
• 直径18メートルまでのタンクに対応可能
• 直径12メートル以上のタンク用のセントラルベアリング
• 材質:溶融亜鉛メッキ鋼、SUS304、SUS316
特性
• 短期間で設置可能
• 効率的に水分含有量を減少
• 既設の沈降槽にも設置可能