EHR型バケットエレベーターは、骨材や鉱物の高負荷かつ連続した運転環境での垂直搬送に特化しております。低速運転に特化した設計で、規格化されたユニット部品で製造されています。
EHR型バケットエレベーターは、骨材や鉱物を連続にて垂直搬送する、高負荷環境での運転に特化しております。低速運転を想定した設計で、溶融性亜鉛メッキ鋼製です。本機は、頭部と基部の2つのセクションで構成されております。頑強に固定された搬送チェーンサポート用ローラーベアリング、中間ケーシング、バケットアセンブリと点検口付きケーシングなどのユニットが組み合わさっています。高負荷仕様のバケットは、DIN15234に準拠した耐摩耗性を有する軟鋼製で、高摩擦特性を有する物質に対しても耐久性を発揮します。
EHR型バケットエレベーターは、多様なオプションやアクセサリで、幅広い分野での応用が可能です。また、高い効率性と関連した工業規格に準拠した最高水準の性能を発揮します。
EHR型バケットエレベーターは、最大粒径50mmで最大温度200℃までの砂利、炭酸塩、石灰、石灰石、砂、その他の鉱石類など、乾湿を問わず、粉状で摩耗性のある物質の垂直搬送に活用されています。
基部ユニットの投入口には、適度な傾斜があり、投入された搬送対象物が、等間隔でベルトに装備されたバケットに効率よく掬い上げられる様になっています。
頭部ユニット内の駆動用ローラ-ホイールの外周部にて、バケットの中身は、遠心力でバケットから放射され、排出口から出てきます。
EHR型バケットエレベーターは、処理、保管施設や、多様な粉体処理施設に使用出来ます。生コンプラントを始め、セメント工場のミル付随設備として、あるいは石灰や石膏の処理工場、建材工場、そしてアスファルトプラント等で使用されています。