GCP/GCEは、地方自治体の下水道処理場、工業廃水処理装置の一次処理、および様々な工業用途に応用可能な、
効率的な固体・液体分離手法と認知されています。
GCP スクリュースクリーンは、スクリーンバスケット、搬送用スクリューおよび簡易圧縮ユニットの3つの主要構成部
に大別されます。GCE-タイプは、GCPから圧縮ユニットを外してある事が相違点です。GCP スクリュースクリーンは、
スクリーニングのみでは固液分離が出来ず、また圧縮不可能な物に適しています。GCPは、流水から固体をスクリーンで
選別、それをスクリューで回収する事で、固・液を分離し、更に固体の簡易圧縮の機能を組み合わせた機器です。
その高品質と運用の柔軟性で、固形分の含有量が安定していない様な条件にこそ、最適な機種です。
固体を分離させるスクリーンの内側には、その固体物をすくい上げていく無軸スクリューがセットされています。そのスクリューの外周にはブラシがついており、稼動=回転と同時に常にスクリーン内側をブラッシングすることで目詰まりを防止します。
無軸スクリューですくいあげられた固体物は、スクリュー先端の圧縮部により35%以上減容されて排出されます。