TomoScope® L は、アルミニウム、スチール、チタン、複合材、セラミックス、グラスファイバー強化プラスチックなど、高密度で非常に大きなワークの 3D 計測に適しており、将来を見据えたモジュール式であることが特徴となっています。さまざまな拡張ステージにより、それぞれの要件に最適に適合させることができます。トモグラフィーによる完全な測定に加え、高精度センサーによる機能的な寸法測定も、1つのセットアップと1つの座標系で行うことができます。
- X線管と検出器間の距離を大きくとることで、小さなコーン角で正確な測定が可能
- 光学式ワークポジショニングエイドにより、測定対象物の位置決めを容易に実現
- 特許取得済みのサブボクセル方式で達成できる精度と測定点の高密度化により、この技術は射出成形用工具の修正にも最適です。
- TomoScope® の設計および構造は、放射線防護条例に基づく完全防護装置に対応しています。
- ワーク交換システムを機械本体に組み込むことで、夜間や週末でも、CT(コンピュータ断層検査)座標測定機を連続的かつ自動的に使用することができます。
- オプションのアクティブユニット空調により、生産中や入荷時にも高精度な3D測定が可能
- VDI 2617に準拠した標準校正により、信頼性の高いトレーサブルな測定結果を実現(オプションでDAkkS証明書付き
測定範囲
最大ワーク寸法 D = 470 mm / L = 678 mm (ワークの縦横比に依存)
測定精度
長さ測定許容誤差 最大4.5 µm
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