TomoScope® FQ シリーズは、測定点群の計算と評価を最大 50 倍に高速化することができます。バルブブロック、ハウジング、鋳物などのワークでは、ほぼ半分ごとに幾何学的特性を決定し、マスターパーツの測定点群との公称値-実測値比較を行い、バリなどの欠陥の有無を検査することが可能です。測定ソフトウェアWinWerth® Scoutは、ランアウトや測定完了のステータス表示、マウスクリックによる全測定結果へのアクセスなどを提供します。
- すべてのTomoScope®測定機は「FQ」バージョンとして利用可能です。
- メンテナンスフリーの密閉型高性能X線管により、高密度材料や大型ワークの高速測定が可能
- シャッターを内蔵し、長寿命で時間のかかる管球のオン/オフを回避
- OnTheFlyモードによる高速画像取得で、高性能測定を実現するハイエンド検出器
- フロントドアまたは上部ローディング開口部からロボットでワーク供給
- オフラインのワークステーションでリモートプログラミング
- QRコードやRFIDチップを使った測定開始により、ワークやバッチを明確に識別可能
- コンピュータ断層撮影装置とマルチセンサー座標測定機の間でタスクを共有
測定範囲
最大ワーク寸法 D = 470 mm / L = 678 mm (ワークのアスペクト比による)
測定精度
許容プロービングエラー 最大4.5 µm
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