通信通信ルーター BRD-355 series

マルチドロップイーサネットネットワーク

リモートアクセスは、境界をなくし、時間のかかる現場訪問を不要にし、「常時接続」社会に適したネットワークインフラを提供します。BRD-355産業用ADSL/VDSLルーターは、インターネットを利用して遠隔地のネットワークに接続します。IP対応のSCADA、HMI、PLC、センサー、レガシーシリアルデバイスなどが相互に通信できるようにするもので、産業用インターネット（IIoT/IoT）ソリューションの前提条件となります。 BRD-355は、2ポートのイーサネットスイッチとRS-232ポートを内蔵しており、新しいモデムとレガシーモデムの両方の交換に対応します。DINレールへの取り付けを想定し、すべてのコネクターとLEDをユニット前面に配置することで、アクセスが容易で迅速なステータスフィードバックが可能です。 BRD-355のサイバーセキュリティ機能は、不正なアクセスを防止し、インターネット対応アプリケーションの通信を安全にします。使いやすいファイアウォールは、送受信トラフィックをフィルタリングし、承認されたパケットのみを通過させることができます。BRDは様々なVPN技術に対応しており、SSL（OpenVPN）またはIPsecにより、公共またはプライベートネットワーク上で安全にデータを送信することができます。BRD-355は、使いやすいWestermo WeConnect高セキュリティリモートアクセスソリューションに完全に統合されています。 レガシーシリアルやモデムシステムをIP対応にアップグレードすることは、コストと時間のかかることです。そこでBRD-355は、レガシーシリアル/モデムアプリケーションを容易に移行できるよう、幅広い機能を搭載しています。この機能には、ATDモデムエミュレーションの解釈、リースライン・オーバーIP、マスターが複数のスレーブに接続されるマルチドロップアプリケーションが含まれます。