工場及び校正機関の温度測定機器の試験、調整、校正用の基準器
現場での測定、校正にも適した、完結型のシステム
特徴
精度: 0.01 °C
標準は2チャンネル、オプションとして8チャンネルが選択可能
4線式計測、オプションとして3線計測も選択可能
SMARTプローブレビュー及び編集
概要
モデルCTR2000は、精密温度計測器です。2つの仕様があり、1つめは4線式精密測温抵抗体(2本)を使用する仕様、2つめは4線式と3線式の各1本の精密測温抵抗体を使用する方式です。
この高性能な温度計は、Pt100温度計(素子)の校正用として最適です。本製品は各種拡張機能と、低い運用コストが特徴です。
予め校正された温度素子を使用した精密測温抵抗体を使用して、本機器のメモリーにその校正データを保存するか、もしくは温度計のSMARTコネクターのメモリーの校正データを保存することが可能です。コネクタのメモリーに校正データを保存した場合には、CTR2000と接続したときに、この校正データをCTR2000が読み込み、この校正データを取り入れるため、最高の精度にて計測が可能になります。
のトレース可能な抵抗に基づき、CTR2000の再校正を行なうことができます。この機能はパスワードで保護することができます。
また別の機能として、SMART温度素子を使用した場合には、温度監視機能や校正ステータス状況確認をCTR2000を通じて行うことができます。
温度監視機能は、SMART温度素子の計測している温度を継続的に監視し、指定されている温度範囲を超えた場合には、その履歴を更新します。
本来、校正された範囲内の温度計測以外での計測は、保証外となります。このような指定範囲外の温度で使用したことを履歴として残すことができます。接続されているSMART温度素子が、再校正を行なうべき状況となった場合には、再校正を促すメッセージを画面に表示し警告します。