潤滑油冷却システムの制御
クーラント回路のモニタリング
フィルタユニットの制御
ポンプ空運転の防止
特徴
熱量測定原理を使用した液体媒体との摩耗のないフローモニタリング
流量と温度のスイッチング出力とアナログ出力
3ボタン操作、またはオプションのIO-Link1.1で簡単にパラメータ設定可能
現場の状況への正確な適応
製品説明
FSD-4フロースイッチは、液体媒体の流速を監視または制御する際に幅広くご利用できます。FSD-4のスイッチ出力点は、直接ボタン操作で行うか、またはオプションのIO-Linkを介して、非常に簡単に設定できます。FSD-4は、さまざまな単位で絶対値と相対流量値の両方を出力し、デジタルインジケーターに表示できます。
使用環境への適合
流量は、パイプの直径、システムの構成、流体などの多くの要因によって決定されます。そのため、用途によっては実際の流量値が校正値と異なる場合があります。しかし、FSD-4はティーチ機能を持っているので、それぞれの測定位置でゼロ点と最大流量を設定できるため、測定条件に最適に調整できます。フロースイッチのコンプレッションフィッティングが、さらに使いやすさを提供します。パイプ径に応じて深さや位置合わせを個別に調整できます。
スイッチ出力の柔軟な仕様選択
FSD-4は最大2つのスイッチ出力とアナログ出力の仕様を選択でき、自由にプログラムできます。スイッチは熱量測定原理を使用して流量値を決定するため、1番目のスイッチ出力を流量値設定にしたままで、2番目のスイッチング出力も温度値に対して有効にできます。したがって、フロースイッチは、単純な温度制御プロセスにも使用できます。
IO-Link version 1.1を介した容易なアクセス
パラメータは、フロースイッチのボタン操作、またはオプションのIO-Linkを介して設定されます。フロースイッチ本体を交換する場合、設定を新しいフロースイッチに直接転送できます。これにより測定場所でパラメータを繰り返し設定する必要がなくなり、交換時に必要な作業が軽減されます。IO-Linkを使用すると稼働時間カウンタや最大値メモリなどの追加機能が使用できるので、状態監視に使用できます。