エンジン式ウィンチ W-10

持ち上げ用スレッド搭載レバー

ウィッセンのケーブルウインチは、90年以上にわたって試行錯誤が繰り返され、その機動性、優れた品質、高性能、安全性、長寿命を特徴としています。W-10型ケーブルウインチは、その軽量設計により、建設業だけでなく、木材産業や林業における様々な用途に使用することができます。主に小型索道の駆動装置として使用されますが、スカイラインの巻上装置や傾斜リフトの駆動装置としても使用されます。W-10型ケーブルウインチは、溝付きプーリーやキャプスタンリングを取り付けることで、資材索道用の円形駆動輪として、あるいはケーブルクレーンとして貴重な働きをします。ソリ・ランナーは全地形に対応する機動性をもたらし、取付けウインチとしても理想的です。前部のローラーフェアリードは地形に合わせたステアリング機構として機能し、後部のマウンテンスタビライザーはケーブルウインチの後方へのスライドを防止します。ドラム径が大きいため、メインラインの寿命が非常に長くなっています。コントロールレバーひとつで、ケーブルドラムの速度、牽引力、回転方向を特定の条件に合わせて調整できます。こうして、荷を引き寄せ、持ち上げ、山の斜面に運び、下ろすことができます。下り坂の運搬は通常、エアブレーキ（オプション）で行います。この高性能ブレーキは摩耗がなく、重い荷物でも素早く下降できます。W-10ケーブルウインチは、他のウィッセン・ケーブルウインチと同様、モジュラー構造になっており、それぞれのお客様のご要望に合わせることができます。ウィッセンのケーブルスプール駆動装置やその他の油圧装置もW-10ケーブルウインチに接続できます。