パルプインライン測定用
紙パルプを測定し、早期の色変化を警告
紙の生産において、色とOBAの情報はまずパルプの段階で得られます。この測定値は完成紙と同じではありませんが、パルプのカラーシフトは、湿った紙や最終製品のカラーシフトの兆候です。ColorXRA 45 Pulpは、厚物パルプの色、白色度、明度を測定するためのコンパクトな45:0インライン分光光度計です。
パルプの色と明度をモニター・評価
パルプ製造のニーズを満たすために特別に設計されたColorXRA 45 Pulp分光光度計は、ステンレススチール製のハウジングに取り付けられ、バイパスシステムを通して厚物パルプ(濃度3%~5%)に直接インラインで測定します。
原料と染料の使用量を削減
濃色と淡色のような2系統の原料を一定のレベルにブレンドする場合、色や明るさがずれることがあります。ColorXRA 45 Pulpは、生産中にこれをモニターして廃棄物の添加を制御し、染料添加のたびにパルプの均質性を視覚化することで、パルプ全体の色を大きく変えることなく染料の消費量を最適化し、製品の品質を向上させます。
客観的な合否判定
ColorXRA 45 Pulpは、リアルデュアルビーム測定の採用により、優れた短期安定性を実現します。また、自動波長キャリブレーションにより、卓越した測定精度と長期安定性を保証します。また、ESWin QCソフトウェア、ColorXRA 45 Lab、ColorXRA 45 Inlineを補完する理想的な抄紙機用測定システムです。
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