電動機器ならではの多点位置決めによる汎用性・省エネ・低衝撃を実現
コンパクトサイズながら最大2000ストロークまで対応。
サーボとステッピングの利点を融合した新制御方式
ステッピングモータは価格が安い、停止時にハンチング(微振動)がないなどの特長があります。しかしながら、脱調による位置ズレが発生する(オープンループの場合)、高速域でトルクが大幅に低下する、停止時の消費電力が大きいなどの欠点もあります。ヤマハのトランサーボは、クローズドループ制御なので完全脱調レス。さらに、新開発のベクトル制御方式を採用したことで高速域のトルク低下が少ないことに加え、省エネ、低騒音です。ステッピングモータを使いながらサーボモータ同様の機能、性能を低コストで実現しました。
省エネ
基本的な制御はサーボモータと同様のため、無駄な消費電力を抑えて省エネ・CO2削減に大きく寄与します。
停止時のハンチングなし
一般的なステッピングモータ同様の「ハンチングなし」の停止モードも設定できますので、必要に応じてお選びください。
耐環境性に優れたレゾルバ採用によるクローズドループ制御
モータの位置検出には弊社上位機種と同様、信頼性に定評のあるレゾルバを採用しています。
粉塵やオイルミストなどの悪い環境下でも安定した位置検出が可能です。
また、1回転あたり20480パルスと高い分解能を誇ります。