安川電機株式会社(本社:福岡県北九州市:福岡県北九州市、代表取締役社長:小川昌弘社長)は、長期経営計画「VISION 2025」で掲げる新たな産業オートメーション革命の実現に向け、既存のオートメーションソリューションにデジタルデータ管理を加えた新たなソリューションコンセプト「i³メカトロニクス」を2017年から推進している。同社は「iCube Control」という新しいコントローラーソリューションを発表した。その第一弾として、装置と産業用ロボットで構成されるいわゆるセルを統合制御すると同時に、同期性の高いデータをリアルタイムに収集・活用してフィードバックできるYRMコントローラ「YRM1010」を開発し、販売を開始した。これは、2021年に発売したYRMコントローラの第一弾「YRM-X(テン)コントローラ」(YRM1000)の性能・機能をさらに向上させたもの。
セル内のデータ収集
セルを定義し、セル内の機器や産業用ロボットのデータを統合収集すると同時に、YCPに自動蓄積する。
フィードバックデータをYCPで解析して制御
YCPによるデータ解析結果をYRMコントローラにフィードバック。セルの稼働率や製品の品質向上に反映される。
セル内のデータをもとに自律配信
セル内のデータを一元管理する「掲示板」機能を新たに搭載。YRM1010は逐次制御だけでなく、「掲示板」をもとに装置や産業用ロボットが自律的に判断し、動作に変える制御を実現。変種変量生産の実現に貢献します。
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