IR202 赤外線ガス分析計は、非分散形赤外線方式(NDIR)で試料ガス中のNO、SO2、CO2、CO およびCH4 の濃度測定を行います。また、O2 は磁気式またはジルコニア式で測定でき、最大4 成分(O2 測定以外では最大3 成分)の同時測定が可能です。
検出部には高感度なマスフローセンサを採用、測定はシングルビーム方式のため、メンテナンスが容易で、長期安定性に優れています。さらに、大型液晶画面の採用により、操作性の向上、高精度・多機能化をはかっています。
廃棄物焼却炉、ボイラの燃焼排ガス測定や各種工業炉のガス濃度測定に最適です。
仕様にあわせ縦型横型を選択できます。
特長
O2測定を含めて最大4成分同時測定ができます
NO, SO2, CO2, CO, CH4のうちから3成分およびO2の最大4成分のガス濃度を同時に測定が可能です。
長期に安定測定します
独自の光学系(測定部)により、特に測定セルの汚れに起因するドリフトが少なく、長期安定性に優れています。さらにIR202-Cは、当社独自の連続ゼロ補正機能を搭載しゼロ安定性:± 0.5% FS/週以下を実現しています。
メンテナンスが容易で工数を削減できます
シングルビーム方式の採用により、シンプルな測定部ユニットを実現、光学バランス調整も不要でメンテナンス工数を削減します。
わかりやすい操作性
大型液晶画面の採用、操作は対話形式で操作性に優れています。
豊富な機能で管理運用をサポートします
校正キーを押すだけで精度良くゼロ・スパン校正を、さらに周期的な自動校正設定も可能。
異常時のエラーメッセージ配信など豊富な機能で各種作業を助けます。
低レンジも安定測定が可能です
最少レンジ0-50 ppmから安定測定が可能です。