PoEを採用し、GigE Visionに対応するマルチポートのギガビットイーサネットアダプター
Concord PoEネットワークインターフェースカード(NIC)は、Power-over-Etherneet(PoE)に対応する1つ以上のGigE Visionカメラをつなぐためのギガビットイーサネットアダプターです。2または4つのギガビットイーサネットポートを備えたこれらのNICにより、システム構成が簡素化され、カメラ接続ごとに1本のCategory 5e/6ケーブルでコマンドやストリーミングプロトコルの処理と給電が行われます。一部のモデルは、オプションでハードウェア支援型のTrigger-over-Ethernet(ToE)機能を提供しており、複数のカメラを連動させることができます。
Concord PoEのメリット
ケーブル要件の簡素化
Concord PoE NICは、PoEに対応する1つ以上のGigE Visionカメラを結合します。1本のカテゴリー5e/6ケーブルで、電力とコマンドに加え、ストリーミングプロトコルを扱うことによって、システム構成を簡素化できます。
マルチカメラ構成が容易
Concord PoEのボードは導入先のニーズに合わせて、2つまたは4つのギガビットイーサネットポートで利用できるので、1つ以上のGigE Visionカメラと簡単に結合できます。
最適なToE機能
一部のConcord PoEモデルは、ハードウェア支援型ToEを利用して、複数のカメラを同時に、しかも確実に始動させることができます。ToE機能は、トリガーレイテンシーの短縮とジッターや時間遅延の排除に役立ちます。