ルーツ真空ポンプ ZJQ series

潤滑一段ローター

空冷式ルーツ真空ポンプは、主に3枚羽根のローター、ポンプ本体、クーラーで構成されています。ローターは、ポンプ室内で120°回転するごとに吸引と排気を行います。冷却ガスはポンプボディの両側からポンプの吸引室に入り、圧縮ガスによるポンプの過熱を防ぎますが、ポンプの吸引性能には影響しません。従来の2枚羽根ルーツポンプに比べ、揚水効率、騒音、振動などの性能が大幅に向上しています。空冷ポンプのローターはインボリュートプロファイル構造を採用し、回転時に接触がなく一定のギャップを保ちます。空冷式ポンプは、高圧力差、高圧縮比の条件下でも長時間安定した運転が可能です。単体での使用はもちろん、複数台を直列に使用したり、他の真空ポンプとユニット化することで、より高い真空度を実現し、様々なプロセス要求に対応します。