RoboSense(ロボセンス) 超広角・超近距離計測3D-LiDAR RS-Bpearl
-視野角90度×360度、最短計測距離5㎝でロボットの周辺・死角検出に-
概要
RS-Bpearlは、超広角測定視野360°x90°のスキャンが可能で、車両やロボット周辺の死角検知のために開発されたLiDARです。独特のデザインでコンパクトに車体に組み込むことが出来ます。
特徴
最短計測距離5㎝未満
市販LiDARの最短計測距離は20~50㎝のものがほとんどですが、それでは周囲の障害物を完全に認識できているとは言えません。RS-Bpearlは、最短計測距離が5㎝未満となるため、ロボットや車両のごく近傍の障害物を検出することができます。また、最大計測距離は100mであり、狭い通路や交通量の多い場所で活躍するロボットや車両の周囲計測、障害物検出などに活用できます。
超広角半球視野角 90°× 360°
RS-Bpearlは、垂直視野角90°、水平視野角360°と超広角の計測が可能です。ロボットや車両などの移動体上部に取り付けることで、トンネルや暗渠の天井高や形状把握ができ、自動走行における判断力の向上、更なる安全確保が可能となります。
コンパクト
RS-Bpearlの大きさは直径100mm×高さ111mm、上部半球の光学部分以外を機体に埋め込むことで柔軟でコンパクトな設計が可能になります。
搭載例
コンパクトな大きさから様々な領域で活用が可能なセンサーです。搭載例としては、自動運転車両の4面に埋め込むことで360°死角なしで運転可能領域を示すような活用や、宅配ロボットや搬送ロボットにも活用できます。
トンネル内を走行する車両の右サイド部にRS-Bpearlを搭載し、計測した際の計測イメージです。
車両の右側を走行するトラックや乗用車が後方より前方へ移動する状況が計測可能です。
また、計測したポイントクラウドデータの形状より物体認識などの認識アルゴリズム処理を行うことでより高精度な自動運転・ADASの制御に利用可能です。
ソフトウェアはROSにも対応し、様々なロボットに提供いただけます。