伸び計は、ひずみ測定とも呼ばれる、試験片の伸びを測定する装置です。伸び計測はツビックローエルのコアコンピタンスの1つです。
非接触型伸び計の最大の強みは、なんら損傷を受けるリスク無く試験片破断に至るまで計測を行える点にあります。
ASTMやISOなどのほとんど全ての引張試験の規格では、ひずみ測定が必要とされています。それぞれの試験アプリケーションに最適な伸び計は、規格で定められた要件と試験片の材料特性によって異なります。
それぞれの業界には、伸び計の精度、分解能、および計測範囲に関する特定の要件があります。ツビックローエルは、ひずみ制御された金属試験から高伸張ゴムや構造用鋼まで、あらゆる用途をカバーする伸び計を設計、開発しました。試験片ゲージの長さは1.5mmから1000mmまで可能です。 接触および非接触伸び計のオプションは、1200℃までの加熱炉を含む高温での試験に使用できます。 さらに、ツビックローエルでは、幅減少や圧縮および曲げ試験中の変位をモニタリングできる伸び計を提供しています。
伸び、幅減少、あるいはひずみ計測時に接触で行うかか非接で測定するかがもっとも際立つ違いです。
接触測定は、試験片に配置された少なくとも2つのプローブまたはナイフエッジを備えたクリップオン伸び計を使用して実行できます。試験片が伸びると、2つのナイフエッジ間の距離が変化し、それによって試験片の伸びを示します。
非接触測定は光学式伸び計を使用します。
以下は、当社の接触および非接触伸び計とそのアプリケーションの詳細です。