ツビックローエルDWT高エネルギー落重試験機は、フェライト鋼の破面の試験と評価に使用されます。落重試験の試験方法は以下の規格に記載されています:API-RP 5L3, DIN EN 10274、ASTM E436.
大型の石油およびガスパイプラインのパイプ壁から切り出された試験片は、API5Lの落重試験が行われます。数センチにもなるパイプ現物の厚みや幅を持つ試験片に対して垂直に落錘体にて衝撃を与えます。そのエネルギー(落錘体の重さとリリースの高さ)は、試験片が破壊され、試験後目視にて破壊した表面を検査できるようにセットされます。
試験中、両端を支えられた試験片にウエイトが落下し破損します。 試験片にはコールドプレスされたノッチがあり、ここが試験片が衝撃を受けて破損するポイントです
DWT (落重試験機)は次のバージョンを用意しています: 20, 30, 40, 60, 80および100 KJ。
全てのバージョンの最高標準落下高さは5 mです。 DWT 20 - 40では2.5 mの落下高さのバージョンも用意しています。
試験ツールは試験エリア外部から装着されます。
試験片は10秒以内に空圧により供給され、ASTME436要件を満たしています。